続・すみっこの記

富山生まれ下請けIT育ちのフリーライターが布団の中からお送りします

敬愛するクリエイターの呟きに幻滅したことはありませんか?

「趣味は読書」と言うようになって何年も経ちます。漫画も読むしアニメも見るしゲームもするので、作家に限らず、好きになったクリエイターは大勢います。
このご時勢ですから、そのクリエイターたちの中にはTwitterをやっている人も少なくありません。しかし、その全てをフォローしようとは思いません。むしろ、ツイートの内容を見て慌てて引き返すように「戻る」ボタンを押した人も多いくらいです。

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作品は上澄み

私は常々、クリエイターの作る作品は上澄みのようなものだと思っています。日常の中の雑念、瑣末な経験、果てのない懊悩、ほんの一時の気まぐれ、そういったものが入り混じって混沌と課している自分自身の内側から、彼らがあるいは苦し紛れに、あるいは嬉々として掬い上げたほんの僅かな上澄みこそが、私たちが読み、視聴し、遊ぶ「作品」になっているのです。
うつくしく透き通った上澄みを見ているだけでは、その下にある混沌の深さ、暗さ、禍々しさを知ることはできません。そして、それは知りたくないなら知る必要もないのです。作品の受け手はただただ、その上澄みのうつくしさを楽しむだけでいい。作品は、作り手を侮辱しない限り、どう楽しもうと受け手の自由です。

Twitterにおけるセルフブランディングの重要性

上では「作品を楽しむ側」に立った話をしましたが、「作品を作る側」の立場では逆のことが言えます。Twitterは気軽で気楽なツールですから、気軽に気楽に、これまでは作品の下に隠れていた混沌を吐き出せてしまえます。
クリエイターは「自分の作品を好きになってくれた人の心が、自分の素を知ることで離れていく可能性もある」ということを意識しておくべきなのでしょう。

ブロガーとTwitter

ここまで「クリエイター」という言い方をしてきましたが、これは情報を発信する人全てに当てはまる話です。もちろんブログを書く人間にも。
このブログをPCで見ると右側にTwitterウィジェットが貼ってあります。もしかしたら私も、呟きの内容によってこのブログを読んでくれた人を幻滅させているかもしれない。

「そういうこともありうるのだ」と理解しておきたいものです。

 

それでは、また。

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