続・すみっこの記

富山生まれ下請けIT育ちのフリーライターが布団の中からお送りします

会社に尽くすってなんだろな

「働きたくない」と言いながらも、カテゴリ:仕事・働き方の記事を書くことがわりあい多いゆのきです。「働きたくない」と言いながらも職場で作業がないと覇気がなくなりますし、今の仕事をやめて誰かが養ってくれたとしても自分から仕事を探す気がします。

先日、こんなことを考えていました。

会社に尽くすということ

私は飲み会などで残業自慢を聞くのが好きではありません。仕事のために身体を壊したり、家族を蔑ろにしたり、趣味を諦めたりしたことを武勇伝のように語られると、どう反応したものか困ってしまいます。そういう状況を「会社に尽くしている」と言い表されると、何ともいえない違和感に襲われます。管理職や経営陣がそういうことを言っているのだとしたら、偉そうな物言いではありますが、その会社は今後魅力的な商品を作り出せないだろうと感じてしまいます。

企業戦士 - Wikipedia
企業戦士(きぎょうせんし)とは、日本において企業のために粉骨砕身で働く勤め人であるサラリーマンをいう。 ...

人間の深み

会社の業績は社員ひとりひとりの「力」が組み合わさって積み上げられていきます。その「力」とは職場や仕事のための自主勉強でだけ磨かれるものではありません。「力」の中には「人間の深み」ともいえる要素が含まれているように思います。その「人間の深み」を育てるには、家族と過ごす時間や趣味に没頭することなど、「仕事以外」の時間を尊重する必要があるはずです。

ある人は家族と交わした会話の中から新しいサービスを思いつくかもしれません。ある人は趣味で読んだ本の内容から新しい商品を考え出すかもしれません。ある人は友人と飲んでいる間に、新しい「ものの売り方」に気づくかもしれません。仕事のヒントは仕事から離れた場所にも転がっているはずです。

多様化の時代

何が商品として売れるのか、どのような形式で仕事を請け負うか、何を使ってどこで仕事をするか、商品をどのように流通させるか。近ごろはあらゆることが多様化してきています。そんな時代ですから、会社への貢献の仕方も多様化していてしかるべきです。「企業戦士」だけが「会社に尽くしている」といえた時代はもう過ぎ去っているはずです。

「仕事が好き!寝るとき以外はずっと仕事のことを考えていたい!」という人がいてもいいのです。しかし「仕事はちゃんとやるよ、でも趣味だって全力で楽しみたいよ」という人がいても、「今の仕事は楽しいよ、でも他の仕事にも興味があるよ」という人がいてもいいはずです。同じような人間ばかりの職場はいつか「ネタ切れ」に至ります。

 

どんなに課題管理を頑張っても、どんなに余剰を確保した見積をしても、残業しないと終わらない仕事というのはあるのかもしれません。ただ、それとは別に「働く人それぞれが人生を心から楽しんでこそ、会社はよくなる」という認識が広まればいいなあと感じます。

それでは、また。

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