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続・すみっこの記

富山生まれ下請けIT育ちのフリーライターが布団の中からお送りします

幽霊が結婚式の二次会に行ったら

学生時代所属していたサークルがガチガチの体育会系だったゆのきです。

体育会系サークルの幽霊OB

私が所属していたサークルには長い歴史があります。四季折々のイベントにOBが顔を出し、OBだけで紅白戦をし、「メンバーとして卒業したら死ぬまでメンバー」といいますか、血の誓いでも交わしたかのようなメンバー同士の繋がりを重んじる団体です。

小・中・高校で築いた人間関係は卒業と共に置いてきてしまっていた私は、そのサークルのことも卒業と共に置いてきたつもりでした。何度か飲み会に誘ってもらったり、もののついでに大会に顔を出したりしたことはありましたが、この数年は誰とも顔を合わせていませんでした。そして学生時代使っていた携帯電話を解約してしまったのを契機に、サークルのメンバーとは完全に連絡が途絶えてしまいました。

私はサークルにおける「幽霊OB」となっていたのです。

幽霊に足がつく

完全に「幽霊OB」となっていた私ですが、最近になって当時の同期のひとりにFacebookで捕捉されました。芋づる式に同期全員と「友人」になり、在学中大変お世話になった先輩たちがとうとう式を挙げるとのメッセージをもらいました。部室でダンレボをし、マリオカートをし、麻雀をし、漫画を読み、悩みを聞いてもらい、相談に乗ってもらい、励ましてもらい……青春の1ページを鮮やかに彩ってくれた一大カップルです。

これは会いに行きたい……!そう思って二次会への参加意思を同期に伝えたのでした。(なぜなら私自身、幹事をやっている先輩のメールアドレスが分からなくなっていたからです。)

二次会に化けて出る

新幹線に乗って一路名古屋へ。二次会会場に顔を出すなり浴びせられたのは「生きてたんだ?!」「どちら様ですか?……えぇっ?!」「白ッ」という言葉の嵐でした。一瞬私だとわからない、まじまじ見てもわからない人の多いこと多いこと。ちなみに学生時代と現在の私を比較するとこんな感じになります。

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誰。

自分で描いてみて思ったけど、これは分からない。どうでもいいですけど麻雀牌に色塗るの忘れました。ついでに日付を間違えています。

キャンドルサービスにケーキカットと、二次会は感無量でした。新郎の変わってないこと変わってないこと。そして新婦の綺麗なこと。いいなあ結婚っていいなあ。

二次会の後にはサークルOB+新郎新婦の三次会が開かれたのですが、そちらでは久しぶりに会った面々から「今どこに住んでるの?」「今も同じ職場?」「生きてる?」と問われ、メールアドレスを交換し合ったりしました。

現世に蘇ってみて感じたこと

懐かしい顔ぶれを見て、懐かしい話題で盛り上がり、他のメンバーが連絡を取り合って繋がりを維持していたことを知って、青春は続けようと思えば続けられるものなのだなぁと感じた結婚式でした。

私が音信不通になったことを存外多くの人が心配してくれていたことに感動しましたし、同期が「お前はこのサークルを黒歴史にしたんだと思ってたよ」と的を射た発言をしているのにも感心しました。私が思っていた以上に私の同期は私のことを理解してくれていたようです。だからこそ、完全に黒歴史にしてしまわなくてよかったなぁと感じました。

 

自分の青春が確かにそこにあったのだ……と感じ、心が晴れやかになった一夜でした。面倒くさいしややこしいけど、楽しい人たちだったなぁ。

それでは、また。

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