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続・すみっこの記

富山生まれ下請けIT育ちのフリーライターが布団の中からお送りします

ふたりは刃を研ぎ続ける!『ハイキュー!!』主人公コンビと「7つの習慣」

現在池袋駅えらいことになっていますが、湘南新宿ラインから山手線まで各ホームを駆けずり回って写真を撮りまくってきたゆのきです。

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ところで現在『週刊少年ジャンプ』では「黒バス」以外にもうひとつ、私が注視しているスポーツ作品があります。それが『ハイキュー!!』です。

ハイキュー!! 1 (ジャンプコミックス)

ハイキュー!! 1 (ジャンプコミックス)

『ハイキュー!!』と「7つの習慣」

私が『ハイキュー!!』を連載開始から読み続けて感じていたのが、この作品の主人公たちの行動が「7つの習慣」と相通ずるところがある、ということでした。今回は『ハイキュー!!』のあらすじを交えて、「7つの習慣」的な部分をご紹介いたします。

『ハイキュー!!』と「主体性を発揮する」

『ハイキュー!!』は「日向」と「影山」のダブル主人公ですが、どちらかといえば「日向」の方がメインの主人公だと言えるでしょう。日向は身体が小さいですが、類稀なる敏捷性と跳躍力があり、様々なスポーツを楽しむことができました。

そんな彼は烏野高校バレー部の「小さな巨人」の姿をTVで見てバレーボールに魅了され、中学校でたったひとりの「男子バレー部員」となりました。たったひとりでも、周囲に協力を募りながら、3年生の時にはとうとう公式戦出場を果たします。

『ハイキュー!!』と「目的を持って始める」

日向が烏野高校バレー部に入ろうとしたのは、彼自身が小さな巨人」になるという目的を持っていたからでした。一方影山は、バレーを続け、「コート上の王様」という汚名をそそぐという目的がありました。(「王様」がなぜ汚名なのかは、是非コミックスでご確認ください!)

こうして烏野高校バレー部で日向と影山は出会います。しかし影山は日向が中学時代に唯一戦った公式戦の相手だったのです。

『ハイキュー!!』と「重要事項を優先する」

互いに因縁の相手と再会したふたりは早々に仲違いをしてしまい、キャプテンから練習への参加禁止を命じられてしまいます。

なぜならキャプテンをはじめとした烏野高校の最も重要な目標は「全国大会」だからです。そのためにはどんなに日向がガッツと俊敏性、跳躍力に優れていようと、どんなに影山が優秀なセッターであろうと、チームの和を乱す存在は「全国大会」に行くには不要なのです。

『ハイキュー!!』と「Win-Winを考える」

練習への参加を禁じられた日向と影山は何とか両方が入部を認められることを目指し、3対3のミニゲームで部活のメンバーと戦って勝つために練習を開始します。それには彼らの姿勢に心打たれた一部の先輩たちも協力してくれました。

『ハイキュー!!』と「理解してから理解される」

練習をしていく上で、影山は日向が類稀なる俊敏性と跳躍力、勝利への渇望を持っていながらなぜろくに練習ができなかったかを理解していきます。日向もまた、影山がいかに優秀なセッターであり、どんな性格的な問題を抱えているのかを理解します。互いの理解が深まることで、「相乗効果」が生まれるのです。

『ハイキュー!!』と「相乗効果を発揮する」

影山の精密なトスと日向のトリッキーなスパイクによって、日向・影山チームは身長と防御力で勝る相手チームを翻弄します。まさにふたりが揃ってこそ生まれた「相乗効果」です。これによりふたりは無事烏野高校バレー部員となり、練習試合への参加を果たすのでした。

『ハイキュー!!』と「刃を研ぐ」

今月発売になった第2巻では、烏野高校にいるもう2人のエースの存在が示唆され、彼らはそのエースたちを取り戻すことを目指します。こうして烏野高校の嘴と爪は研がれていくのです。

ハイキュー!! 2 (ジャンプコミックス)

ハイキュー!! 2 (ジャンプコミックス)

何より熱いのは日向の「勝利への渇望」と影山の「叱咤」

いかがでしょうか?これまでの内容でほぼ第1巻全体の内容に触れてみましたが、このマンガは(今のところ)必殺技も、(今のところ)無茶な体格のキャラクターもいない泥臭く地道なスポーツ作品です。(それゆえに私は打ち切りを恐れているのですが。)

このマンガで何より熱いのは、「1分でも、1秒でもコートに長く立っていたい」「ブロッカーをかわしてスパイクを打つ、その頂の光景を目にしたい」という日向の勝利への渇望と、その割にメンタルが弱く、下手で小さいことにコンプレックスを抱く彼に対する影山の叱咤です。

影山は口が悪く高飛車で、それが元で中学時代に辛酸を舐めたわけですが、日向と「チーム」になってからはその鋭い舌鋒を日向への叱咤として向けています。それが本当に熱い!「競技」というものから離れて久しい人間の心にもじーんとくるのです。

 

そんな訳でまだ2冊しかコミックスの出ていないマンガですから、体育会系に憧れた人たちは是非、体育会系だった人は是非是非、バレー部だった人は是非是非是非読んでみてください。

それでは、また。

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