読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

続・すみっこの記

富山生まれ下請けIT育ちのフリーライターが布団の中からお送りします

技術を磨きたいなら人の目に曝そう。人を研ぐのは他人の目だ

職業は(一応)プログラマー、趣味はお絵描きと画像加工なゆのきです。

システムの概要を考え、実際にコードに落とし込む「プログラマー」の業務を通して、また、趣味のお絵描きや画像加工を通して、最近改めて感じたことがあります。

それは、「人を研ぐのはいつだって他人の目だ」ということです。

自分の視点というものさしの脆弱さ

何かをつくる。そうして、つくったものを自分で見る。誰もがする当たり前の行為です。

しかし、自分というものさしはどうにも脆弱です。たとえば、物凄く苦心して描いた絵は「この部分が上手く描けなかった」と思うが故に下手に見えるものです。また逆に、自己満足によって自分のつくったものを過大評価してしまうこともしばしばです。

自分では「拙い」と思ったものが他人から見ると「悪くない」ということはしばしば起こり得ます。あるいは、自分では「巧い」と思ったものが他人から見ると「大したことはない」ということもよくあることです。

数年前につくったもの、文章やイラスト、コードなどなんでも構いません、そういうものを掘り返してみると、当時感じていたよりも上手く見えたり、逆に下手に見えたりするものです。

「他人に見せる前提で」つくる

このブログを始めてから、私は何度か「他人に見せる前提で」イラストを描いたり、バナーやロゴを作ったりしてきました。誰かに捧げる、誰かに使ってもらう、そんな意識を持って制作しているときの緊張感といったら。他人の存在を意識すると、「少しでも完成度を上げよう」という意欲が湧きました。

先日、ここ数年間私の描く絵を見てきた友人が、「どんどん絵が上手くなっているね」と言ってくれました。とても嬉しかったです。@さんに捧げるつもりで魔法少女ゆきみ☆マギカを描いていなければ、こんな褒め言葉はもらえなかったでしょう。

急にフリが来たので鬼畜電脳少女描いてみた - すみっこの記
ブレスト・ラフを除いた各工程にかかった時間の合計は5.75時間でした。ついでに眠れなくなって朝を迎えた私の自己満足、プライスレス。 ...

ゆきみちゃんが修羅場ってるのでボクと契約して魔法少女になってもらった - すみっこの記
@Goin_HRKさん本人のソウルジェムが激務で濁りまくっているようだったので、私なりの応援としてっていうか私が描きたかっただけなんだけど、「魔法少女ゆきみマギカ」を描いてみました。 ...

仕事として、お金を貰ってつくるものであればいっそう真剣に取り組むことでしょう。なぜ私たちは仕事に一所懸命取り組むのですか?そう、お金をもらっているからですね。

何かを磨きたいなら「つくったもの」を他人の目に曝すべき

 『山月記』という作品をご存知でしょうか。

李陵・山月記 弟子・名人伝 (角川文庫)

李陵・山月記 弟子・名人伝 (角川文庫)

この作品の中には、詩歌の腕を磨きながら、人に交わらなかったためについには大成できなかった人物が登場します。何かをつくっていながら、「下手だから」「批判されたくないから」とつくったものをしまいこんでいる人は、この人物と同じです。

文章が上手くなりたいなら、ブログでも何でもいいので「文章を発信する場」を持つべきです。絵が上手くなりたいなら、Pixivにアカウントを持ってそこで公開すればいい。プログラムだって、どんどん公開してどんどん使ってもらえばいい。

そうして他人の目という砥石で己の刃を研ぐのです。

 

近頃、Webデザイナーになるという夢を持っています。そのためにはどんどん作ってどんどん提供していかなければなりませんね。そんな自戒を込めてこの記事を書きました。

それでは、また。

track feed すみっこの記