読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

続・すみっこの記

富山生まれ下請けIT育ちのフリーライターが布団の中からお送りします

「身銭を切る」ことの痛みを知ったときに、人は大人になるのかもしれない

大学時代、アルバイト先の社員さんに「どうやったら麻雀が上手くなりますか?」と聞いたら、「金を賭けろ」と言われたゆのきです。なるほど、勝って優越感を得られるだけの麻雀よりも、負けて身銭を切らねばならない麻雀のほうがよっぽど身によくつくというもの。

宣伝会議コピーライター養成講座説明会

本日、かねてから受講してみたいと思っていた「宣伝会議コピーライター養成講座」の説明会を受けてきました。

コピーライター養成講座 基礎コース | 教育講座を受ける | 宣伝会議オンライン
日本初のコピーライター養成所として開講した「宣伝会議 コピーライター養成講座」は、開校から50年以上の実績があります。 広告界の第一線で活躍するトップクリエイターの直接指導により、約4万人もの修了生を ...

休職している間にかなり預金残高が減ってしまったことや、平日の講座に参加するために職場の理解を得ることが必要だと考えられることから、とにかく復職してから受講しようと思い、秋期講座の受講は見送ることにしました。

説明会自体大変有意義なものでしたが、この説明会の感想は改めて書かせていただくとして、今回はこの説明会で一緒になった2人の大学生を見ていて感じたことを書かせていただきます。

私が見た2人の大学生

今回の説明会で、私は同じ列に座っていた2人の大学生の様子を時々窺っていました。

ひとりは女の子。就職活動に向けてこの講座を受けるつもりなのでしょう、A4サイズのノートを広げ、就職支援関連の情報をがりがりと書き付けていました。「何となくデザイン系っぽいな」と思っていたら案の定そうだったようで、イラストレーター志望であるらしいことが後で聞こえてきました。

もうひとりは男の子。彼も就職活動のためにこの講座を受講しようと思ったのでしょう。日に焼けていて、紫色のシャツをお洒落に着こなし、格好いい時計とリングピアスが印象的でした。右手の薬指に指輪をしていたので、きっと彼女もいるに違いありません。このリア充が、爆発しろ。B6サイズのメモ帳にちまちまとメモを取り、後半は舟を漕いでいました。

君に身銭を切る覚悟があるか?

この2人を見ていて、女の子の方は分かりませんが、男の子の方は都内かその近郊で生まれ育ったのではないかな、と感じました。今現在も親の支援を十分に受けているのではないかな、と。私がこう感じたのは、このコピーライター養成講座は受講期間が半年にもおよび、受講料は168,000円とかなり覚悟を決めて臨まなければいけないものだからです。

私は彼が居眠りをしていたことを責めたいわけではないのです。むしろ、かつて親のお金で自動車学校に通っていた頃の自分の不真面目な態度を思い出したのです。自動車学校だって、AT限定でも20万円はかかります。彼の姿はかつての私の姿なのです。

親元を離れて「身銭を切る」ことの痛みを知った

親の支援を受けずに心療内科に通い、休職し、預金を切り崩し、セミナーなどに身銭を切って自己投資をするようになってようやく、私は「身銭を切る」ことの痛みを知ったように思います。貯めたお金が消えていくから復職しなければ、と思う。自分でお金を払ったのだからセミナーはしっかり聞かなければ、と思う。この姿勢こそが大人になった証拠なのでしょう。

 

今回の説明会は、そんな自分の成長を教えてくれる説明会でもありました。

それでは、また。

track feed すみっこの記