続・すみっこの記

富山生まれ下請けIT育ちのフリーライターが布団の中からお送りします

2種類のネタバレ

ヱヴァンゲリヲンQのネタバレに怯えながら日々を過ごしているゆのきです。

2種類のネタバレ

ヱヴァに限らず、週刊少年ジャンプの早売り情報などをTwitterで目にするようになり、ネタバレには2つの種類が存在すると感じるようになりました。いうなれば「内容ネタバレ」と「感想ネタバレ」です。

 

内容ネタバレ

まず「内容ネタバレ」とはそのまま「ストーリーの内容をそのままバラす」ことです。例えば「○○は銃殺される」「●●は□□でなく△△と結ばれる」というふうに。

物語そのものを楽しみたい人にとってそれは当然恐れるべきものです。キャラクターの生死、チームの勝敗、はたまた叙述トリックの内容などをバラされては、作品の展開に合わせて一喜一憂する楽しみが半減してしまいます。私などニュースやワイドショー、CMでヱヴァQの映像が流れそうになった瞬間テレビのチャンネルを替えているくらいです。

しかし数年に一度のお祭ともいえるヱヴァ新作はともかく、毎週のジャンプのネタバレを目にしていると、「内容ネタバレ」よりも後述する「感想ネタバレ」の方が性質が悪いように感じられるのです。

 

感想ネタバレ

「感想ネタバレ」は物語内容そのものには触れず、「自分が見たり読んだりして感じた内容を垂れ流す」ことです。例えば「○○さんがあんなことになるなんて…‥」「○○さぁーん……!」「●●の選択はまぁ仕方ないと思うけど、納得できないな……」のような。ちょうど金曜ロードショー放送時のTwitter上の実況のような内容ですね。

これが「内容ネタバレ」よりいっそう性質が悪いと感じる理由は2つあります。ひとつは「当人にネタバレをしているという自覚がないこと」。そしてもうひとつは「ネタバレされた側に先入観を与えてしまうこと」。

感想ネタバレはあくまでも感想ですから、ネタバレしている本人には大抵自覚がありません。彼らは至極無邪気に感想をTLに垂れ流していきます。

しかし「○○さんがあんなことになるなんて……」と言われれば「○○」というキャラクターに何らかの衝撃的な出来事が降りかかったことは明らかです。○○が好きな人は当然動揺することでしょう。こうした本編の内容を匂わせる感想はまだ読んでいない人、見ていない人に「○○に何かが起こる!」という先入観を与えてしまうのです。

先入観を与えられてしまうと、人は身構えた状態で作品に触れてしまいます。そうすると先入観と間にギャップが生まれて思いのほかつまらなく感じてしまったり、先入観無しの状態であれば抱いたはずの感情を喪失してしまったりします。(私はジャンプの発売日によくこれを味わいます。「何や、たかが死ぬ死ぬ詐欺やないか……」)

 

ということで、私と同じくヱヴァQを楽しみにしている人は「感想ネタバレ」にも注意したほうがいいかもしれません。私はもう既にどちらも食らってしまったので、月曜の朝一に見てこようと思います。

それでは、また。

 

 

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