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続・すみっこの記

富山生まれ下請けIT育ちのフリーライターが布団の中からお送りします

コンテンツ産業に軽い気持ちで手を出すと痛い目に遭うんじゃないかなってミサカはミサカは思ってみたり

家から、それどころか布団から出ないとブログのネタが思いつかないなぁ、ゆのきです。

同世代のおっさんたちが遠い - 24時間残念営業

タイアップっていう話でいうと、アニメなんかもよくあったりするし、このあいだどこぞのチェーンで初音ミクありましたよね。 ...

ああいうのねー、初音ミクがなんであるかを知ってるってだけじゃだめだと思うんですよ。説明としてはたぶん「ヤマハボーカロイドっていう技術を使ってそれをソフトウェアにパッケージングしてキャラクターを与えたもので、派生商品もたくさんありますよー」っていうようなのは本部から個店にとうぜん行ってると思うんですけど、肝心なのはユーザーがそれを「どう」消費してるかってことじゃないですか。そもそも前提になってるのはキャラクター消費っていう文化があるってことで、そこ理解できないと「なにゆえここまで反響があるのか」ということ自体がさっぱりわからない。一事が万事この調子ですよね。

引用元:同世代のおっさんたちが遠い - 24時間残念営業

上の記事を見ていて思いだしたことがあります。

マルイワンのエヴァコラボの話

先日新宿マルイワンに行きました。そうしたら1階の、道に面した箇所に「履きやすいパンプス」を履いた葛城ミサトと「男を上げるスーツ」を着た加持リョウジのほぼ等身大ポップがあったわけです。

マルイワンというのはロリータやゴスロリやパンクファッション等のお店が入っているビルであって、そこに「履きやすいパンプス」や「男を上げるスーツ」を求めて入っていく女子はいないと思うんですよ。みんなリボンやスタッズでごてごてに飾られた「履きにくい靴」と、品川駅あたりに立ってたら周囲が遠巻きにするような「サブカル系ファッション」を求めているわけ。

だから私は「有楽町マルイとマルイメンでやれよ」と内心毒づいたわけです。それができないならやるな、と。むしろアイパッチつけたアスカに赤ロリ着せたり黒綾波にゴス着せたりマリにゴスロリ着せる方がよっぽど商業効果があったんじゃないのか。

私の性格が捻くれているせいかもしれませんが「どうせゴスロリ着るような奴はエヴァぶら下げれば食いつくんだろ(笑)」と言われたような気分でイラッとしましたね。絶対エヴァ関連商品は買わない!と心に決めたくらいですからね。

とあるふたりのおじさんたちの話

前に一方はコンテンツ産業系企業の、もう一方は典型的SIerの技術職のおじさんたちが会話してる現場に偶然居合わせるという面白いシチュエーションになったことがあるのですが、そこで『黒子のバスケ』の話題が出たのです。

で、コンテンツ系のおじさんは流石というか当然というか、それが週刊少年ジャンプで連載されてる作品で深夜帯でアニメ化していて女子にも人気だということも知っていた。一方SIerのおじさんはそういう基本情報をまるきり知らなかった上に、「バスケ漫画といえば『スラムダンク』ですよ」と言ってしまったので私は「あちゃー」と思ってしまったのでした。

そーじゃねー、そーじゃねーんだよ、と。

コンテンツ系のおじさんは当然コンテンツ系の世界で戦っている方なので同業のトレンドは把握していて当然だとは思うのです。そしてSIerのおじさんはそのコンテンツ系のおじさんと一緒に仕事をする気があるなら、そこで自分の青春の1ページ持ってくるんじゃなくて今の流行を聞くべきだったんじゃないでしょうか。

このときのSIerのおじさんの発言って「お前んちの業界にまるっきり興味ねぇよ」って取られてもおかしくないと思っちゃったんですよね。SIerの業界的に言ったらこれ、Node.jsの話をしてるときにJSPサーブレットの話を持ち出すようなものじゃないですか。

そして私は他人事ながら「あーこのSIerさん取引うまく行かなくなるだろうなー」と思ったのでした。

 

コンテンツ産業に手を出すということはコンテンツそのものを理解するだけじゃなくて、コンテンツがどのように消費されているかを理解する必要性があると思います。で、今やいろんな業界がコンテンツ産業と手を組もうとしている。その背景にちゃんとコンテンツ消費に関する研究はあるんだろうか、と考えてしまいます。

エヴァコラボで上手くやったと思うのは「サンテFX」でしょうか。だって目薬多用する人っていったらモニターガン見するような職業に就いてる人ですからね。

サンテFX Official Site

それでは、また。

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