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続・すみっこの記

富山生まれ下請けIT育ちのフリーライターが布団の中からお送りします

「書く」と「考える」と「調べる」

「書くこと」に対し、「考えること」と「調べること」は切っても切り離せないものです。

書くために考える

文章を書くにはネタが必要です。ネタ、すなわち文章の種。「さあ書こう」とノートパソコンを開いた私たちは、エディタという無毛の畑にどのような種を撒くか、まずそこから考える必要があります。

それが日記であるなら、その日拾い集めた種を撒くだけで構いません。それが手記であるなら、そのとき胸にある種を撒けばよいでしょう。

しかし私たちが書こうとしている文章は、PVを集めるためのブログ記事かもしれません。あるいは、新人賞に応募するための小説かもしれない。そんな肩肘張ったものでなくとも、誰かに読ませる文章を書くときは、よい種を選んで撒くものです。

書くために調べる

よい種を選んだだけでは大きい花、美しい花は咲きません。種がしっかりと地に根を下ろすには、よい土壌を用意してやらなくてはならないでしょう。そこで耕す作業、つまり調べる作業が必要になります。

iPhoneアプリの紹介記事を書くならば、そのアプリを一通り使ってみなければお話になりません。豊島区のある商店街を舞台に小説を書くならば、その商店街がどのような場所にあるか地図を開いてみるのは当然のことでしょう。

確かな裏打ちのある文章にこそ、人の目は惹かれるものです。

調べながら考える

人間の思考はしばしば脇道へとそれることがあります。路地裏、けもの道、いばらの道。

iPhoneアプリの紹介記事を書くためにアプリを触っていたあなたは、ふと「同じようなアプリがなかったか」「同じアプリのAndroid版はリリースされているか」ということに思い至ります。有料版のアプリに無料版・廉価版があることを書き添えればあなたの記事はより多くの人の目に魅力的に映ることでしょう。また、Android版がリリースされていることを書き添えれば、あなたのブログを読む人の範囲はぐっと広くなります。

豊島区のある商店街を舞台に小説を書くために地図を見ていたあなたは、その商店街の周りに寺院と学校が非常に多いことに気づきます。寺院に参拝するご老人の姿だけでなく、登下校する女学生の姿を描けば、あなたの小説はよりいっそうリアリティに溢れたものになるでしょう。

 

「考えるために書く」「調べるために書く」「考えるために調べる」……。三つの作業は切って切り離すことができません。今日は「書く」を中心に記しました。

ところで、といっては何ですが、私が日ごろの創作的活動の中で調べたことをまとめるブログを作りました。

にんげんのすむせかい

それでは、また。

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