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続・すみっこの記

富山生まれ下請けIT育ちのフリーライターが布団の中からお送りします

電子書籍最大のデメリットは「貸し借りができないこと」だと思う

「すみっこの記」廃墟

このブログをPCで見ている人にはサイドメニューのブログパーツを見てもらうと判るとおり、『鬼灯の冷徹』をKindleで一気読みしました。

ストーリー自体は『よんでますよ、アザゼルさん。』に近いものを感じる、神話や仏教、民俗信仰などがチャンポンになった「非日常系日常マンガ」であり、絵柄は作者が元日本画専攻というだけあって水墨画大和絵を彷彿とさせます。キャラクターも多彩でそれぞれが濃く、Pixivのデイリーランキングを賑わすのも頷ける作品です。

紙媒体の強みは「物理的に共有できること」

ところで我が家では紙の本の状態で購入した本はそのまま貸し借りするか、PDF化して共有することになっています。私は漫画をコミックスで購入することが多いので、私が買った本は大抵家人も読んでいます。

しかし今回の『鬼灯の冷徹』の場合は「物は試し」と布団の中からKindle版を購入したために、家人に読ませることができなくなってしまいました。

そこで初めて紙媒体の強みは「物理的に共有できること」だと気づいたのです。

馬鹿にできない「本の貸し借り」

経験上、私は「メディアの貸し借り」は作品普及において馬鹿にできないものだと考えています。

自分の例でいえば、今絶賛HARUコミ原稿中のジャンルも、その前のジャンルも、そのまた前のジャンルもコミックスやゲームソフトを人から借りたことでハマり、改めて自分でメディアを買い直しています。また、最近は同じ作品の話題で盛り上がりたいがためにBDやコミックスを人に貸し、まんまと同志を増やすことに成功しました。

ファンによる作品普及、いわゆる「布教」においてメディアを貸すことは非常に有効な手立てなのです。

電子書籍を貸せたらいいのに

さて、今私は家人に『鬼灯の冷徹』を布教したいわけですが、その場合Kindle版『鬼灯の冷徹(1)』がダウンロードされたNexus7を本体ごと貸さなくてはなりません。すきあらばTwitterの私のアカウントで「ちくわ」などとふざけたつぶやきをするような相手ですからそれは避けたい。

ましてやこれが家人なら「本体ごと貸す」ができますが、友人であれば自分で単行本かKindle版を買ってもらうしかありません。ほとんど興味を持っていないものに対して500円という価格はぽんと払えるものではないと思います。

 

電子書籍を貸し借りする方法があれば布教が捗るのになぁ、と思う次第です。

鬼灯の冷徹 壱 (モーニング KC)

鬼灯の冷徹 壱 (モーニング KC)

 
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