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続・すみっこの記

富山生まれ下請けIT育ちのフリーライターが布団の中からお送りします

「他人の人生を左右する仕事」に就く人が気をつけたほうがいいこと

企業の人事部や転職エージェントのキャリアカウンセラー、芸能事務所のスカウトや編集者など、世間には「他人の人生を左右する仕事」がいろいろあります。そしてその多くは他人の人生を左右した結果で給料が変わります

そういった職業に就いている人は気をつけたほうがいいんじゃないかな、と思ったことがあります。

http://instagram.com/p/xtWJb8k6TX/

他人の人生を左右してインセンティブを得ることは正しい

前提として言っておきたいのが、他人の人生を左右してインセンティブを得ることは間違ったことではないということです。

大企業の管理職の転職を成功させてインセンティブを得ることは正しい。

美少女をアイドルにプロデュースしてインセンティブを得ることは正しい。

漫画家を育てヒット作を生み出させてインセンティブを得ることは正しい。

だってそういう仕事なんだもの。

インセンティブを得ることを最優先にしてはいけない

気をつけなければならないのは、インセンティブを得ることを最優先に仕事をしてはいけないということです。

角を矯めて牛を殺してはならない

「角を矯(た)めて牛を殺す」ということわざがありますが、自分がより大きな利益を得るように相手に働きかけた結果、相手のパフォーマンスを低下させてしまうことがあります。

レベルに合わない大企業ばかり受けさせて、その結果落ち続けてしまう。その人は中小企業でこそ力を発揮する人なのに。

その気がない少女をグラドルにしようとして、その結果辞められてしまう。彼女はファッションモデルとしての才能を秘めていたのに。

連載を終わらせるつもりの漫画家に無理に続きを描かせて、その結果ファンが離れてしまう。彼はあらかじめ綺麗な終わり方を用意していたのに。

これでは誰も得をしません。

下心によって相手を傷つけてはならない

「インセンティブを得たい」という下心は、仕事に積極的になればなるほど透けて見えるものです。そして当然のことですが、下心を持って接された人は気分を害します。

自分の意思よりもキャリアカウンセラーの利益を重んじたら、その転職志望者はそのエージェント自体を用いなくなるでしょう。

自分の意思よりも事務所の利益を重んじたら、その少女は身体を壊してしまうでしょう。

自分の意思よりも編集者の利益を重んじたら、その漫画家は漫画を描く意思をなくしてしまうでしょう。

あなたが一時の利益を重んじたばかりに、より大きな損失が生まれる可能性もあるのです。

 

昨年末から多くの「他人の人生を左右する仕事」の人たちと接してきましたが、いい気分にさせてくれる人、納得させてくれる人と、気分を害する人、納得できない人の力量の差は歴然としていました。その差は上で述べたようなことだと思うのです。

 

嫌われる勇気

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商品を売るな

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