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続・すみっこの記

富山生まれ下請けIT育ちのフリーライターが布団の中からお送りします

金のないのは首がないのと同じでした

「金がないのは首がないのと同じ」という言い回しは、今でこそ西原理恵子の名言として知られていますが、元は江戸時代の歌舞伎の中に出てくるものです。

ところで、2014年の秋から今月に至るまで、私はものすごくお金に困っていました。新卒で入った会社を辞めて順風満帆たる人生を歩み始めたはずだった私が、どうしてお金に困ってしまったのかは別の機会に書くことにして、今回は「人間、お金がないとどうなるか」ということについて書きます。

金の切れ目が縁の切れ目

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社会人になった途端、「金の切れ目が縁の切れ目」という言葉は一気に現実を帯びます。フリーランスとして組織に紐付いていなければなおさらです。

お金がなくなった私が一番参ったのは、「友人とお茶をするお金もない」ということです。

働けど働けどお金がない、そんな窮状を友人に訴えたくとも、新宿で待ち合わせてスターバックスに入るお金さえ惜しい。同人誌即売会にも参加できないので、オタク友達とは自然と疎遠になりました。

お金のない1年弱の間に、私はかなりの数の知人と疎遠になってしまいました。

金持ち喧嘩せず

裕福な人は心に余裕があるのでいさかいなど起こさないものです。逆に言えば、貧困にあえいでいる人間は心に余裕がないので僻み、妬みを簡単に抱いてしまいます。

実はこの「心の余裕がない」と上で述べた「お金がないと人間関係が切れる」は密接な関係を持っています。TwitterFacebook上では友人・知人たちが集まって楽しく遊んでいるところが実況されますが、自分はどうやってもその輪には入れない。

疎外感から生まれた僻み、妬みで、私は「毒舌」では片付けられないほど刺々しい人間になってしまいました。

蛸が自分の足を食べる

お金がないと、とにかくすぐにお金が欲しくて、割に合わない安い仕事でも請け負おうとしています。エンジニア職で時給1000円というのは冷静になってみれば「ねーよ」なのですが、そんな仕事さえ受けようとしていました。

自分を安売りしていると、心もどんどん荒んでいくものです。

私、(少なくとも金銭的な面では)フリーランスに向いてない

「宵越しの金は持たない」「衝動買いが多い」という性格の私は、かなりフリーランスに向いていないと感じました。夫が陰でマネジメントしてくれなければ、生き延びることもできなかったでしょう。

 

それでは、また。

 

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫)

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